学生時代、サークルで速記部に所属しておりました。
約40年前の話です。
卒業するときに、当時の文部省が認定している公的な検定試験を受けました。
頂上の「一級」です。
合格しましたので、ちょうど就職活動の真っ最中、履歴書の「特技・免許」に得々と「速記検定一級」と書きました。
ただ、面接のときに、そのことを質問されたことは一度もありませんでした。
やはり、身近なものではないだけに、面接官の興味を引かなかったのでしょう。
また、会社に入ってからも、実際に速記を仕事に活かす場面というのは、なかなかありませんでした。
せいぜい、研修会や電話でのメモ取りぐらいのものです。
ただ、珍しい部類に属する資格であるだけに、酒席での話題性には富んでいたように思います。
速記の資格を持っているからといって、それで自慢できるような場面はありませんでしたが、話の種にはなったと思います。
いまは、テープ起こしの仕事が副業としてはやっているとか聞きます。
録音機器の発達していなかった40年前には、速記技術は、それなりにスポットライトを浴びていたように思います。